魅せる猫: デザインに見るビジュアル

グラフィックデザインでは、猫がいろいろなところに出てきます。広告、ポスター、パッケージでも、なぜかいつもえらばれます。なぜでしょう?かわいさ?ふしぎなイメージ?気分がかわりやすいところが、たとえにぴったりだから?それとも、見なれたイメージだから?デザイナーが猫をえらぶ理由を見てみましょう。

最近のブログで、「いつも猫をかくスタイルから変わろうとしている」と書きました。でもまた猫について書いています。じつは表現基礎の宿題も猫がテーマです(毛玉をはく猫のゾートロープで、これも猫の作品ですね)。

でも、猫はかんたんです。みんな好きです。犬が好きな人でも、かわいい猫の動画を見ると「かわいい!」と言いますよね。マーケティングには一番やさしいテーマです。

でも、なぜでしょう?

よく考えると、猫はわがままなところもあります。気分で物をおとしたり、仕事中にキーボードにねころんだり、テーブルの飲み物を勝手にのんだりします。なでてほしい時に来て、終わるときにかみついたり、急にとびかかったりします。かわいい顔で外出をじゃましたり、かぎやくつ、スマホをかくして出かけさせないこともあります。

それでも、なぜみんな猫が大好きなのでしょう?

古い時代でも、猫は人気でした。エジプトでは、猫を神さまのように大事にしていました。

今でも、猫を「神さまみたいに」あつかっているかもしれません。マーケティングでも猫はたくさん使われています。

では、その理由を分けて見てみましょう。

心のひきつけ - 気もちにふれる:猫は安心、あたたかさ、うれしさを感じさせます。人を守りたい気もちをひき出します。 - 顔のバランスと大きな目:人にとって自然にかわいく見えるポイントです。アニメのキャラは人ではなく猫がモデルとも言われます。 - あそび心とじゆうさ:猫はたのしくてマイペース。商品にあこがれのイメージをあたえます。

マーケティングのやり方 - バズる力:猫はインターネット文化でもよく見られます(ミームやYouTubeなど)。おもしろい動きはみんなに共有されます。 - 幅広い人気:猫好きは年れいも文化もさまざまです。ターゲットが広いです。 - 安心されやすいイメージ:つよいキャラや話題になるイメージよりも、猫はやさしくて好かれやすいです。

文化とのつながり - 幸せや上品さのシンボル:日本では、まねき猫は「しあわせをよぶ猫」として人気で、ブランドにも使われます。 - ポップカルチャーでの人気:ハローキティやニャンキャットなど、猫のキャラがメディアやファッションに多く見られます。

猫は、かわいさ、ふしぎさ、文化とのつながりがあるため、マーケティングのたからです。見た目のよさやネットの人気は、バズるキャンペーンにぴったりです。こううん、じゆう、エレガントなどのイメージがブランドに深みをあたえます。

あたたかいおちゃ、テクノロジーの道具、ぜいたくなファッションなど、どんな商品でも猫はやさしさとおもしろさを伝えます。猫は話さなくても、人をひきつけるストーリーのしずかなスターです。

風の記録

日々の出来事、感じたこと、そして私の世界観。風のささやきが紡ぐ物語。アミハンの視点で綴る、時の流れと記憶。

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